何かと生活の中心になっているダイニングテーブル。食事をするべき場所なのですが、ついついが重なりテーブルの上はいつもモノがあふれている状態。
そんなテーブルの上を、スッキリさせて、不自由がなく、そして見た目もよくなるような収納を考えてDIYします。
いつもモノにあふれるダイニングテーブル
ダイニングテーブルは食事の他に、お絵かきや勉強、パソコンなどにいろいろ使います。
いつでも使えるようにティッシュやアルコール消毒液などは置いてあるのですが、その他もこんな(余計な)ものがいつも上に置いてあります。
- 持ち帰ったプリント
- ポストに入っていたチラシ
- おやつの食べ残し
- 使いっぱなしの色鉛筆やボールペン
- テレビ、エアコン、DVDのリモコン
- メモ帳
- ぬいぐるみ などなど

モデルルームの様にとまでは言いませんが、こんなスッキリ格好いいダイニングテーブルだと気持ちがいいですよね。

見つけたダイニングテーブル脇のデッドスペース
テーブルの上のモノをなくすことを考えます。
どうしてテーブルの上に色々とモノを置いてしまうのか。
それは、そこが家の中心であり、生活の中心であるからだと考えました。
そんな家の中心に集まっているモノを、どこかに収納させてしまっては使いづらくなり、目に留まらなくなり、使いづらさを感じることでしょう。
なので移動させる場所はダイニングテーブルの近くでなければなりません。
そこで見つけたわが家のデッドスペースがここです。
ダイニングテーブル下に、テーブルの脚と壁との間に約20cmの何でもないスペースがありました。何に使っている訳でもないデッドスペースです。
ここに収納を考えます。
プランニング・設計図を描きます
デッドスペースの寸法を測り、収納プランを考えます。
幅は約22cm。
奥行きはテーブルの脚に合わせて約60cm。
高さは約63cm。
収納するものを整理すると大きく2種類です。
①プリントやチラシなどの紙類、その他にも雑誌も入れられるスペース。
②筆記用具やリモコンなどの小物を置けるスペース
このコンセプトを基に、収納を設計します。
下段はA4ファイルが入るサイズのスペースを作ります。高さを35cm確保し、真ん中で仕切って両側から使えるようにします。
上段は小物を自由におけるスペースに。落ちないように両サイドの板を立ち上げます。

部材も意外と多くなりそうです。
コストを抑えるためにも、市販されている木材のカット寸法も考慮しました。
材料を準備します
材料の調達は専ら近くのスーパービバホーム。
ビバホームではパイン材とファルカタ集成材がありますが、このファルカタ集成材はとても軽いので、最近のDIYによく採用しています。







設計図に合わせて木材を購入し、カットしてもらいます。
希望の寸法にカットしてもらえるので、正確ですし、手っ取り早くて便利です。

塗料はいつもの「ソリッドカラー」。
刷毛いらずで、適当な布があればOKの手軽に塗れる塗料です。
今回は初めてのホワイトを購入しました。
あとは頭が白く塗装されたビスとL字の金物です。

作業開始
いよいよ自宅で作業開始です。
①塗装
木材を塗装します。
ビニール手袋をして、布を持って、ひたすら塗りぬり。
部材が多いので、結構大変。。。地道な作業です。
白木にホワイトの塗料なのであまり目立ちませんが、仕上がった木材の印象に変わります。
②ネジ位置の穴あけ
ビス止めの位置に穴あけします。
キリで穴を空けますが、ファルカタ集成材はやわらかいので力はあまり使わなくても大丈夫です。
組み立て順序を想定しながらビスの位置をイメージしながら決めていきます。

③組み立て
いよいよ組み立て作業です。
ここまで来たら、あとは正確にビスを打ち込むだけです。
とはいっても、ビスをまっすぐきれいに打ち込むのも気を使いますが、形ができてくる作業は楽しいですね。

棚受け部分にはL字の金物を使いました。

「完成」
塗装作業から始まり、乾燥時間と昼食休憩を含めて合計約4時間。
ついに完成しました。
まだまだDIY駆け出しの身として仕上がりには課題が残りますが、形と大きさはイメージ通りに出来上がりました。


実際の場所に設置してみました。サイズぴったり!

巾木の出っ張りも考慮したので、壁とのすき間なく設置できます。

反対側にもA4サイズのファイルや雑誌が入れられます。

実際のモノを収納してみました。
下段には、ファイル、アルバム、雑誌を。
上段には、ペンやハサミなどの筆記用具、鉛筆削り、ティッシュ箱を並べました。
上段とテーブルとのスペースが取れているので、上に置いたモノも取り出しやすいですね。

改めて、モノを整理して並べ直してみようと思います。
以上、材料費・カット代合わせて約7,000円。
こういうデッドスペースには、既製品ではなかなかピッタリのサイズの収納が見つからないので、DIYで作るのも楽しくていいですね。
追記 ~収納ボックスを追加~
後日、無印良品で長方形ボックス・小を2つ購入し、上段の小物入れとして設置しました。
たまたまですが幅がほぼピッタリ。
奥行きが60cmあり、両側から使うものの片側でも30cm使うには奥行きが深く感じたため、ボックスにまとめて取り出せるのは勝手がよくなりました。

コメント
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