DIYで何かを作ろうと木材を探しに近くのスーパービバホームへ。
木材コーナーへいくと大小さまざまなサイズの白木「ファルカタ集成材」という木材がが並んでいます。
価格は手ごろで、手に取ってみるととても軽い!
では、このファルカタ材とはどんな木なのでしょうか?
ビバホームに並んでいる2種類の木材
自宅近くのスーパービバホームへよく行くのですが、木材のコーナーへ行くと、大小さまざまな材料並んでいます。
その中でDIYに使えそうな白木はこの2種類。
1.パイン集成材
2.ファルカタ集成材
パイン材は「松」ですね。一般的には欧州赤松のことを言います。
もう一つのファルカタ集成材とはどんな木なのでしょうか。



ファルカタ集成材について
<原産地>
東南アジアのマルク諸島、ニューブリテン、ソロモンに分布。太平洋の島々に植林されています。<特徴>
成長の早い木で、ホームセンターなどでも販売されている為、誰でも簡単に入手する事ができる樹種です。
木理が交錯している事から裂けにくいという特徴を持っている為、加工が容易で木工初心者にも扱いやすい木材だと言えます。
乾燥に関しては特に難しい部分はありませんが、稀に乾燥中に反りがでる事があるようです。
強度的には硬さがない為、硬いものをぶつけると簡単にへこみますが、硬度がない分、重量がないので加工した製品が軽くて扱いやすいものになります。<用途>
ファイルカタは材質が日本の桐と似ている為、桐の代用材としても使用されています。具体的にはタンスや机の引き出しの側板、メロンなどの果物を入れる箱、魚釣りのルアーの材料としても用いられます。
木材博物館より
実際に使用してみると
とても軽い
ビバホームで「パイン材」と「ファルカタ材」を持って比べてみると、その差は歴然!
片手で持つのがやっとという感じの「パイン材」に対して、「ファルカタ材」は片手で持ち上げられるイメージです。
数値としては、木材の比重が以下の通りです。
アカマツ(パイン):0.53
木材博物館
ファルカタ:0.37
塗装
白くて木目も薄い状態です。
塗料は染み込みやすく、色を付けると木目ははっきり浮き上がってきます。

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価格:943円 |

![]() | 価格:943円 |


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価格:943円 |
ビスが打ちやすく、穴も開けやすい
とても軟らかい木なので、ドライバーの手回しでもビスを打ち込むことができます。
キリを刺すだけでもこんな感じに。
厚さ13mmでもキリを両手を使わず、片手でぐりぐり回すだけで貫通できます。

加工がしやすく、塗装をすると木目が出てとてもいい感じの仕上がりになる木材です。
重量や強度が特別必要な場所・用途でなければ、DIYにはとてもおすすめできる材料です。
ファルカタ材を使用したDIY施工例



コメント
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